ジュエリー業界で使われる用語として「喜平」という言葉があります。
この言葉は何を表していてどのような読み方をするのでしょうか。
今回は、「喜平」の正しい読み方と意味について解説します。
「喜平」の正しい読み方は「きへい」と「きひら」どちら
「喜平」という言葉の読み方として「きへい」と「きひら」の2つが候補になります。
「きへい」と「きひら」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「喜平」の正しい読み方は「きへい」です。
「喜」は「喜色」【きしょく】「歓喜」【かんき】など「き」と読みます。
「平」は「平和」【へいわ】「公平」【こうへい】など「へい」と読むほか、「平皿」【ひらざら】「平積」【ひらづみ】など「ひら」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせたてできる「きへい」と「きひら」の2つのうち「喜平」の正しい読み方は「きへい」です。
「喜平」の意味
「喜平」とは、「チェーンの輪をひねって潰すようにつなぐつなぎ方」のことです。
ネックレスやブレスレットなど主にジュエリー用に使うチェーンに見られるつなぎ方の一種でチェーンの輪をひねって潰すようにつなぐ技法、もしくはそのような技法で作られたチェーンのことを指します。
輪をひねって潰し並べてチェーンに仕立てるので通常のつなぎ方よりも豪華に見えるのが特徴です。
同じ重量の地金を用いて製作した場合、普通に輪をつなぐよりも「喜平」で製作した方が幅広に仕上がります。
「喜平」の言葉の使い方や使われ方
・『喜平チェーンは大ぶりなペンダントトップによく似合う』
・『喜平のネックレスはボリューム感が魅力だ』
・『プラチナの喜平は年配の女性からの人気が高い』
まとめ
「喜平」の正しい読み方は「きへい」で「きひら」は誤りです。
ジュエリー用のチェーンには他にもいろいろな種類があるので特徴を覚えておきましょう。