「異性」という言葉は性別に関連して使う表現ですが、どのような意味を持ち何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「異性」の正しい読み方と意味について解説します。
「異性」の正しい読み方は「いせい」と「いさが」どちら
「異性」の読み方として「いせい」と「いさが」の2つが考えられます。
「いせい」と「いさが」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「異性」の正しい読み方は「いせい」です。
「異」は「異種」【いしゅ】「差異」【さい】など「い」と読みます。
「性」は「性格」【せいかく】「耐性」【たいせい】など「せい」と読むほか、「男の性」【おとこのさが】「悲しい性」【かなしいさが】など「さが」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「いせい」と「いさが」の2つのうち「異性」の正しい読み方は「いせい」で「いさが」は誤った読み方です。
「異性」の意味
「異性」とは、「同じではない違う性別」を意味する言葉です。
生物学的に二つに分かれる雌雄のことを「性」【せい】もしくは「性別」【せいべつ】といいます。
「異性」とは自分と異なる性を指し男であれば女が、女であれば男が「異性」です。
一般的には生物学的な雌雄の違いによって区別されるものですが、近年は性自認の多様化もあり「異性」という言葉が必ずしも男にとっての女、女にとっての男だけを指すとは限りません。
「異性」の言葉の使い方や使われ方
・『思春期になると異性を意識しだす』
・『異性と話すのが苦手だ』
・『おめかしして異性にアピールする』
まとめ
「異性」の読み方は「いせい」が正しく「いさが」は間違った読み方です。
日常会話でも使われる言葉ですが、近年は性自認の問題なども絡みややこしい側面がある表現なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。