この記事では、「傍ら」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「傍ら」の正しい読み方は「かたわら」と「そばら」どちら
送り仮名を付ける場合漢字の部分は基本的に訓読みします。
「傍ら」の訓読みはいくつかありますが最後にらが付く、らという送り仮名が必要なものは「かたわら」しかありません。
傍はそばという訓読みもありますがそばは傍という漢字単体で成立する言葉なので送り仮名は付かず、「そばら」という言葉はないので間違いになります。
正しい読み方の結論
傍はそばとも読みますが「傍ら」と書いてある場合は「かたわら」と読むのが正解です。
「傍ら」の意味
「傍ら」には複数の意味がありますが近くや端に関連する点が共通してます。
すぐ近くという意味やなにかの脇という位置を示すこともあれば、主としている物事の合間に横で何かをするという意味でも使われる言葉です。
すぐ近くにあるものという意味ではありますが目前にあるものではなく、近くにあるとは言えあくまでも端や横にあるものを指す言葉でしかなく、主眼に置かれているものは「傍ら」とは表現しません。
「傍ら」の言葉の使い方や使われ方
・『部屋の傍らに置かれた荷物』
・『傍らの椅子におかけください』
・『仕事をする傍らで資格の勉強も続けている』
まとめ
「傍ら」はなにかの合間や端の場所という意味もありますが、そばにあるものという意味で使われることも多い言葉です。
ですがあくまでも意味的になにかのそばというだけで読み方までそばというわけではありません。
「傍ら」と書いてあった場合には「そばら」ではなく「かたわら」と読まないと意味が通じなかったり笑われてしまう可能性もあるでしょう。