この記事では、「刊行」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「刊行」の正しい読み方は「かんこう」と「かんゆき」どちら
「刊行」の「刊」は、音読みで「カン」、訓読みで「きざ(む)」、「けず(る)」と読みます。
また「行」は、音読みで「コウ」、「ギョウ」、「アン」、訓読みで「い(く)」、「ゆ(く)」、「おこなう(う)」などとなります。
「刊」と「行」を音読みにすると、「かんこう」と読むことができます。
一方、「行」は訓読みで「ゆき」と読めなくもないですが、「かんゆき」の読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「刊行」の正しい読み方は「かんこう」です。
「行」は「ゆき」とも読めますが、「刊行」の場合は「こう」と読みます。
「刊行」は「かんゆき」ではなく、「かんこう」と読むようにしましょう。
「刊行」の意味
「刊行」とは、書籍などの印刷物を発行し、世の中に出すことを言います。
「刊行」の「刊」は、「きざむ」、「けずる」、「出版する」などを意味しています。
また「行」は、「あゆむ」、「進む」、「おこなう」などを表しています。
そのため、「刊行」は漢字の意味から見ると、「出版を行う」と言う意味合いになります。
「刊行」の言葉の使い方や使われ方
・『この小説は英語版も刊行されました』
・『この書籍は来年三月に刊行予定となっています』
・『この本は100周年記念として刊行されました』
まとめ
「刊行」と関連した語としては、「出版(しゅっぱん)」、「刊行物(かんこうぶつ)」、「発行(はっこう)」、「印刷物(いんさつぶつ)」、あるいは「発刊(はっかん)」などが挙げられます。
「刊行」は「かんゆき」ではなく、「かんこう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。