社会を考える上で最も重要な言葉のひとつが「権利」です。
この言葉は具体的にはどのようなものを指し読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「権利」の正しい読み方と意味について解説します。
「権利」の正しい読み方は「けんり」と「ごんり」どちら
「権利」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「けんり」と「ごんり」になります。
「けんり」と「ごんり」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「権利」の正しい読み方は「けんり」です。
「権」には「権威」【けんい】「越権」【えっけん】など「けん」という読み方と、「権社」【ごんしゃ】「権殿」【ごんでん】など「ごん」という読み方があります。
「利」は「利益」【りえき】「有利」【ゆうり】など「り」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「けんり」と「ごんり」のうち「権利」の正しい読み方は「けんり」です。
「権利」の意味
「権利」とは、「ある物事に対しやるかやらないか自分で判断して決められる資格や能力」を指す言葉です。
物事をやれる、もしくはやらないでいられるかを自分の意思によって決められる資質を表します。
自分で行動するだけではなく他人に対し要求することも含みます。
ある物事を行うにあたりその行動に対し正当な根拠になるものが「権利」です。
法律では一定の利益を享受したり主張したりできる能力のことを「権利」と表現します。
「権利」の言葉の使い方や使われ方
・『権利を行使する』
・『試験に合格し入学する権利を得た』
・『人は生まれながらにして生存する権利が認められている』
まとめ
「権利」の正しい読み方は「けんり」で「ごんり」と読むのは間違いです。
とても身近な言葉ですが定義は複雑なので正しい意味と読み方をしっかり理解しておきましょう。