この記事では、「誤記」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「誤記」の正しい読み方は「ごき」と「ごし」どちら
「誤記」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「誤」の漢字の音読みは「ゴ」で、訓読みは「あや(まる)」です。
また、「記」の漢字の音読みは「キ」で、訓読みは「しる(す)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ごき」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば「ごし」と読めそうにも思えます。
しかし、「記」の漢字の訓読みは「しる(す)」であり、「し」とは読めないのではとも思えます。
さて、「誤記」の正しい読み方は「ごき」と「ごし」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「誤記」の正しい読み方は「ごき」で、「ごし」と読むのは間違いです。
この熟語では、ごく一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいことになります。
ちなみに、「記」の漢字を「し」と読ませる熟語は、辞書を調べても見当たりませんでした。
「誤記」の意味
「誤記」とは「間違えて書くこと、書き誤ること」を意味する言葉です。
「誤記」の言葉の使い方や使われ方
・『顧客や上司に提出する資料等では、誤記がないか、必ずチェックすべきです』
・『彼の出張報告は、誤記だらけであまりにもひどいので、書き直すように一旦、突き返した』
・『相手の名前を誤記することほど失礼なことはありません』
まとめ
「誤記」の正しい読み方は「ごき」で、「ごし」と読むのは間違いです。
また、この「誤記」とは「間違えて書くこと、書き誤ること」を意味する言葉です。