かわいい子供に対してはついつい「過保護」になりがちです。
この言葉は具体的にどんな意味があり何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「過保護」の正しい読み方と意味について解説します。
「過保護」の正しい読み方は「かほご」と「すほご」どちら
「過保護」という言葉の読み方として「かほご」と「すほご」が考えられます。
「かほご」と「すほご」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「過保護」の正しい読み方は「かほご」です。
「過」には「過激」【かげき】「超過」【ちょうか】など「か」という読み方と、「過ぎる」【すぎる】「過ごす」【すごす】など「す」という読み方があります。
「保」は「保険」【ほけん】「留保」【留保】など「ほ」と読み、「護」は「護衛」【ごえい】「守護」【しゅご】など「ご」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かほご」と「すほご」の2つのうち「過保護」の正しい読み方は「かほご」です。
「過保護」の意味
「過保護」とは、「必要以上に大切にしすぎること」を意味する言葉です。
自分よりも弱い存在をかばって守ることを「保護」といいます。
一人では生きていけない子どもや傷つきやすい弱者の保護は重要ですが、必要以上の保護は成長の機会を奪う可能性がありかえって本人のためになりません。
優しさから行われるはずの保護が行き過ぎてしまい本人にとって悪い影響を与えている状態を表す言葉が「過保護」です。
「過保護」の言葉の使い方や使われ方
・『ついつい過保護になってしまう』
・『過保護に育てると子どもの成長機会を奪ってしまう』
・『過保護な育児を見直すべきだ』
まとめ
「過保護」の読み方は「かほご」が正しく「すほご」と読むのは間違いです。
大切に思うがゆえの行為ですが本人のためにならないので控えましょう。