この記事では、「労る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「労る」の正しい読み方は「いたわる」と「ろうわる」どちら
「労る」の読み方として想定できるものに、「いたわる」と「ろうわる」があります。
「いたわる」と「ろうわる」の二つの読み方のうち、「労る」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「労る」の正しい読み方の結論は、「いたわる」が正しい読み方になります。
「労る」の言葉に使われている「労」という漢字の音読みは「ロウ」、訓読みは「いたわる・ねぎらう」です。
「労る」という動詞の言葉においては、「労」の漢字を音読みの「ろう」と読むことはありません。
そのため、「労る」を「ろうわる」と読むのは明らかな誤読になってしまうのです。
「労る」の意味
「労る」の意味は、「大変な思いをしている人に同情したり共感したりして親切にすること」を意味しています。
「労る」には、「相手の苦労(はたらき)をねぎらう」や「慰労してプラスに評価する」といった意味合いもあります。
「労る」の別の意味として、「健康状態を維持するために気をつける」も挙げられます。
「労る」の言葉の使い方や使われ方
「労る」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『彼女はお年寄りや病気の人を労るような優しい性格だったのですが、いつからか人が変わりました』
・『オリンピックで金メダルを獲得したアスリートを首相が労っていました』
・『80歳になっても毎日畑仕事に出ている祖母には、体を労って無理をしないようにといつも言っていたのです』
まとめ
この記事では、「労る」の正しい読み方「いたわる」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「労る」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。