「地裁」の読み方と意味とは?「ちさい」と「じさい」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「地裁」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「地裁」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「地裁」の正しい読み方は「ちさい」と「じさい」どちら

「地裁」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「地」の漢字の音読みは「チ・ジ」で、訓読みは常用漢字外の読みですが、「つち・ところ」です。

また、次の「裁」の漢字の音読みは「サイ」で、訓読みは「た(つ)・さば(く)」です。

ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ちさい」「じさい」の、いずれとも読める可能性があることが分かります。

しかし、どちらが正しい読み方かは、ここから判断することは出来ません。

さて、「地裁」の正しい読み方は「ちさい」「じさい」の、いずれなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「地裁」の正しい読み方は「ちさい」で、「じさい」と読むのは間違いです。

熟語の読み方は、それを構成する漢字の音読みを重ねた読み方が圧倒的に多いと言えます。

従って、音読み+訓読みの重箱読みや、訓読み+音読みで繋ぐ湯桶読みと対比する際には、音読みを重ねた読み方が正しいのではと推察することが出来ます。

しかし、その漢字に二つの音読みがあり、そのいずれが正しいかを推察することは難しく、覚える以外方法がないと言えます。

「地裁」の意味

「地裁」とは「地方裁判所の略称」です。

また、「地方裁判所」「特定の地域を所管する裁判所のことで、通常司法事件の第一審裁判の役割を担う裁判所のこと」です。

「地裁」の言葉の使い方や使われ方

・『日本の裁判所は、三審制で地裁・高裁・最高裁がそれを担う三つの裁判所です』
・『あの会社に対して起こされた民事訴訟の裁判が、地裁で始まります』

まとめ

「地裁」の正しい読み方は「ちさい」で、「じさい」と読むのは間違いです。

また、この「地裁」とは「地方裁判所の略称」です。

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