「片方」の読み方と意味とは?「かたほう」と「かたがた」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「片方」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「片方」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「片方」の正しい読み方は「かたほう」と「かたがた」どちら

「片方」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「片」の漢字の音読みは「ヘン」で、訓読みは「かた」です。

また「方」の漢字の音読みは「ホウ」で、「訓読みは「かた」です。

ここから、二つの漢字を訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「かたほう」と読めることが分かります。

また、訓読み+訓読みで繋げれば、「かたかた」と読め、これが発音を容易にするための音変化である連濁したとすれば、「かたがた」と読める可能性があることも分かります。

しかし、この分析からは、いずれの読み方が正しいかを判断することは出来ません。

さて、「片方」の正しい読み方は「かたほう」「かたがた」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論として、「片方」の正しい読み方は「かたほう」で、「かたがた」と読むのは間違いです。

ただし、一般的には「かたほう」と読まれますが、辞書には先に記載した訓読みを重ねた「かたかた」が併記されているものもあります。

この場合でも、連濁の音変化せず、「かたかた」のままです。

「片方」の意味

「片方」とは、「対になっているものの一つや、対立する二つの立場の片一方のこと」を意味する言葉です。

「片方」の言葉の使い方や使われ方

・『手袋の片方だけを失くすことは、よくあることです』
・『もめている両者の片方の言い分だけ聞いて判断するのは、正しい判断の仕方とは言えません』

まとめ

「片方」の正しい読み方は「かたほう」で、「かたがた」と読むのは間違いです。

また、この「片方」とは、「対になっているものの一つや、対立する二つの立場の片一方のこと」を意味する言葉です。

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