「落成式」は建築業界で行われる式典を指す言葉ですが、何を目的とした式典でどう読むのでしょうか。
今回は、「落成式」の正しい読み方と意味について解説します。
「落成式」の正しい読み方は「らくせいしき」と「らくなるしき」どちら
「落成式」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「らくせいしき」と「らくなるしき」の2つが候補になります。
「らくせいしき」と「らくなるしき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「落成式」の正しい読み方は「らくせいしき」です。
「落」は「落雷」【らくらい】「崩落」【ほうらく】など「らく」と読みます。
「成」には「成人」【せいじん】「達成」【たっせい】など「せい」という読み方と、「成程」【なるほど】「成丈」【なるたけ】など「なる」という読み方があります。
「式」の読み方は「式辞」【しきじ】「様式」【ようしき】など「しき」です。
それぞれの読み方を組み合わせた「らくせいしき」と「らくなるしき」の2つのうち「落成式」の正しい読み方は「らくせいしき」です。
「落成式」の意味
「落成式」とは、「建築物の完成を祝って行われる式典」です。
建築物が完成することを「落成」といい、建築物完成の記念式典が「落成式」です。
「落成式」は落成の記念として工事関係者の労をねぎらう目的で行われます。
テープカットやスピーチなど30分程度で終わる短いものからホテルなどに会場を用意して行われる本格的なパーティーまで、同じ「落成式」でもスタイルはさまざまです。
「落成式」の言葉の使い方や使われ方
・『完成を祝して落成式が行われた』
・『仕事で携わったビルの落成式に出席する』
・『落成式には多くのマスコミが詰め掛けた』
まとめ
「落成式」の読み方は「らくせいしき」で「らくなるしき」は間違った読み方です。
建築関係では重要なイベントなので正しい読み方と意味を知っておきましょう。