「追認」は通常とは異なるやり方で認めることを表す言葉です。
答え的にどのような方法で認めることを意味しどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「追認」の正しい読み方と意味について解説します。
「追認」の正しい読み方は「ついにん」と「おいにん」どちら
「追認」という言葉の読み方として思い浮かぶのが「ついにん」と「おいにん」の2つです。
「ついにん」と「おいにん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「追認」の正しい読み方は「ついにん」です。
「追」には「追加」【ついか】「猛追」【もうつい】など「つい」という読み方と、「追分」【おいわけ】「馬追」【うまおい】など「おい」という読み方があります。
「認」は「認知」【にんち】「承認」【しょうにん】など「にん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ついにん」と「おいにん」のうち「追認」の正しい読み方は「ついにん」です。
「追認」の意味
「追認」とは、「過去にさかのぼって認めること」を意味する言葉です。
すでに動き出している物事や成立している事実に対し現時点から過去にさかのぼる形で認めることを表します。
先を行くものに対して後追いで認める行為を指し、事実に対してお墨付きを与えたりあいまいな立場に許可を与えたりする時に行われる手続きです。
過去の時点で認めた扱いになるので現時点での不安定な立場やあいまいな状況は「追認」によって解消されますが本来の手続きとは異なる形なので認められない可能性もあります。
「追認」の言葉の使い方や使われ方
・『現状を追認する』
・『追認される形になったがきちんと認められた』
・『追認を見越して早期に動き出す』
まとめ
「追認」の正しい読み方は「ついにん」で「おいにん」と読むことはありません。
本来はあまり望ましい手続きではなくあてにしていたのに認められないこともあるので注意してください。