「附票」は戸籍に関連する言葉ですが、具体的に何を意味し正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「附票」の正しい読み方と意味について解説します。
「附票」の正しい読み方は「ふひょう」と「ふりん」どちら
「附票」という言葉の読み方として候補になるのは「ふひょう」と「ふりん」の2つです。
「ふひょう」と「ふりん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「附票」の正しい読み方は「ふひょう」です。
「附」は「附帯」【ふたい】「送附」【そうふ】など「ふ」と読み、「票」は「票数」【ひょうすう】「投票」【とうひょう】など「ひょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「ふひょう」が「附票」の正しい読み方です。
「票」に「りん」という読み方はなく「ふりん」は間違った読み方です。
「附票」の意味
「附票」とは、「戸籍が作られてから現在に至るまでの住所が記録された書類」を指す言葉です。
本籍が置かれている現住所の役所に戸籍の原本と一緒に保管されている書類で、戸籍が作られてから現在に至るまでの住所が氏名と共に記録されています。
何度か住所変更している人は変更するごとの住所が全て記載されていますが1度も住所変更していない人は最初に戸籍に記載された住所のみが記載されています。
以前に住んでいた住所を証明したい時などは附票を見せるすることで証明として利用できますが、本籍を変更した場合は変更後の住所しか記載されていないので転籍前の戸籍の「附票」が必要です。
「附票」の言葉の使い方や使われ方
・『戸籍の附票を確認する』
・附票を見ると以前の住所がわかる』
・『結婚後の戸籍には婚姻届提出後の住所のみが記載されている』
まとめ
「附票」の正しい読み方は「ふひょう」で「ふりん」は間違いです。
日常で使う機会はほとんどありませんが戸籍に関する重要な言葉なので覚えておきましょう。