この記事では、「水鏡」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「水鏡」の正しい読み方は「みかがみ」と「すいきょう」どちら
最初に、どちらの読みが正しいかを探るために、「水鏡」に使われている漢字の個別の読みを説明します。
「水」の漢字の音読みは「スイ」で、訓読みは「みず」です。
また、「鏡」の漢字の音読みは「キョウ」で、訓読みは「かがみ」です。
ここから、訓読み+訓読みで繋げれば「みずかがみ」と読めますし、また音読み+音読みで繋げれば「すいきょう」と読めることが分かります。
しかし、ここからはいずれの読みが正しいのか判断できません。
さて、「水鏡」の読み方は、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には、「水鏡」の読みは「みかがみ」と「すいきょう」の、いずれも正しいと言えます。
ただし、二つの読み方で、その持つ意味には少し違いがあります。
次にその点を説明します。
「水鏡」の意味
「水鏡」を「みずかがみ」と読む場合には、「鏡のように水面に姿や物が映って見えること」を意味し、「すいきょう」と読む場合は、この意味にプラスして「ものごとをよく観察し、真実を見抜いて、人の模範となること」の意味も持ちます。
「水鏡」の言葉の使い方や使われ方
・『北海道の小さな湖を訪れた時、透明度が高くて風もなく、まさに水鏡の言葉がピッタリでした』
・『水鏡のような池に映った紅葉もまた素晴らしいものです』
まとめ
「水鏡」の読みは「みかがみ」と「すいきょう」の、いずれも正しいと言えます。
また「水鏡」を「みずかがみ」と読む場合には、「鏡のように水面に姿や物が映って見えること」を意味し、「すいきょう」と読む場合は、これに加えて「ものごとをよく観察し、真実を見抜いて、人の模範となること」の意味も持ちます。