「与する」の読み方と意味とは?「くみする」と「よする」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「与する」の読み方と意味とは? 読み方

「与する」という言葉にはどういった意味があり正しい読み方は何なのでしょうか。

今回は、「与する」の正しい読み方と意味について解説します。

「与する」の正しい読み方は「くみする」と「よする」どちら

「与する」という言葉の読み方として考えられるのか「くみする」「よする」の2つです。

「くみする」「よする」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「与する」の正しい読み方は「くみする」です。

「与」には「くみする」以外に「与える」【あたえる】「与る」【あずかる】と読むほか、「与信」【よしん】「関与」【かんよ】など「よ」という読み方があります。

「与する」の正しい読み方は「くみする」「よする」と読むのは誤りです。

「与する」の意味

「与する」とは、「賛同して仲間になること」を意味する言葉です。

考えや思想に共感を示して味方することを表します。

正式な形で仲間にならず外部から力を貸したり裏から支援したりなど相手を助けるような関わり方も「与する」に含まれます。

積極的に仲間として助けるだけではなく反対しなかったり見逃したりなど消極的な形で行われるものも「与する」に当たる行動です。

賛同は示しているものの全面的なものではなくおおよその考えが一致しているので味方になって支援する、というのが「与する」に含まれるニュアンスです。

「与する」の言葉の使い方や使われ方

・『反対派に与する者が続出している』
・『敵に与する者は容赦なく切り捨てる』
・『経営陣に与する裏切り者がこの中にいる』

まとめ

「与する」の正しい読み方は「くみする」「よする」と読むのは間違いです。

敵対関係や利害関係などで使われる表現なので日常ではあまり使いませんが、ビジネスや政治の世界ではよく使われるので覚えておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました