この記事では、「副える」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「副える」の正しい読み方は「そえる」と「ふくえる」どちら
「副える」の正しい読み方を考えるために、最初に、「副」の漢字の読みを、漢字辞典で確認します。
「副」の漢字の音読みは「フク」で、訓読みは「そ(う)」と記載されています。
ここから、「副える」は素直に訓読みすれば「そえる」と読むことが出来ることが分かります。
また、音読みに「える」の送り仮名を付ければ、「ふくえる」と読める可能性があることも分かります。
しかし、「ふくえる」との言葉は聞いたことはありません。
さて、「副える」の正しい読み方は「そえる」と「ふくえる」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「副える」の正しい読み方は「そえる」で、「ふくえる」と読むのは間違いです。
「副える」を「そえる」と読むのは、常用漢字外で余り使われることがなく、一般的には「添(そ)える」の表記が使われています。
「副える」の意味
「副える」は、「そばに控えるや、付き添わせるや、加えること」と言った意味を持つ言葉です。
「主菜」に対する「副菜」や、「会長」に対する「副会長」や、「本業」に対する「副業」といった熟語の意味から、「副える」の意味を類推できるのはないでしょうか。
「副える」の言葉の使い方や使われ方
・『ステーキに焼き野菜が副えられています』
・『この自治会の副会長は副えものではなく、最も中心的に動く必要がある役職です』
まとめ
「副える」の正しい読み方は「そえる」で、「ふくえる」と読むのは間違いです。
また、この「副える」は、「そばに控えるや、付き添わせるや、加えること」と言った意味を持つ言葉です。
一般的には「添える」の表記が使われることが多いと言えます。