全国の海で問題になっているのが「密漁」です。
この言葉はどのような行為のことで何と読めばいいのでしょうか。
今回は、「密漁」の正しい読み方と意味について解説します。
「密漁」の正しい読み方は「みつりょう」と「ひそりょう」どちら
「密漁」という言葉の読み方として思い当たるのが「みつりょう」と「ひそりょう」の2つです。
「みつりょう」と「ひそりょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「密漁」の正しい読み方は「みつりょう」です。
「密」には「密約」【みつやく】「内密」【ないみつ】など「みつ」という読み方と、「密かに」【ひそか】「密々」【ひそひそ】など「ひそ」という読み方があります。
「漁」は「漁師」【りょうし】「大漁」【たいりょう】など「りょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「みつりょう」と「ひそりょう」のうち「密漁」の正しい読み方は「みつりょう」です。
「密漁」の意味
「密漁」とは、「正式な許可を得ずに魚介類をとること」を意味する言葉です。
海や川に生息する魚介類は誰のものでもない自然の資源ですが勝手に取ってはいけません。
海や川など漁ができる場所には漁業権という魚介類を取る権利が設定されており、個人で楽しむ釣りなど一部を除き魚介類を取るには正式な許可が必要です。
正式な許可を得ずに漁を行って魚介類をとることを「密漁」といいます。
一般的には見つからないよう隠れて行われますが、堂々と魚介類をとっていても許可を得ていなければ「密漁」です。
「密漁」の言葉の使い方や使われ方
・『密猟を取り締まる』
・『密漁のせいでサザエが激減してしまった』
・『外国船による密漁が国際問題化している』
まとめ
「密漁」の正しい読み方は「みつりょう」です。
「ひそりょう」など他の読み方はすべて誤りなので正しい意味と読み方を知っておきましょう。