「専売」は物品の販売に関係する言葉です。
具体的にどんな売り方のことで正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「専売」の正しい読み方と意味について解説します。
「専売」の正しい読み方は「せんばい」と「せんうり」どちら
「専売」の読み方をそれぞれの漢字の読み方を当てはめて考えてみると「せんばい」と「せんうり」になります。
「せんばい」と「せんうり」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「専売」の正しい読み方は「せんばい」です。
「専」は「専業」【せんぎょう】「専断」【せんだん】など「せん」と読みます。
「売」は「売却」【ばいきゃく】「特売」【とくばい】など「ばい」と読むほか、「売上」【うりあげ】「前売」【まえうり】など「うり」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「せんばい」と「せんうり」の2つのうち「専売」の正しい読み方は「せんばい」です。
「専売」の意味
「専売」とは、「独占的に販売すること」を意味する言葉です。
特定の物品をひとつの企業や店のみが販売することを指し、一般的には国や自治体が政策的に販売元をひとつに限定するさまを表す言葉です。
国にとって重要な物資や量の限られる資源などは自由市場で販売すると価格の混乱を招いたり品不足になったりなど安定供給に支障をきたす可能性があります。
そのような物品の安定的な供給を実現するために行う独占的な販売形態が「専売」です。
「専売」の言葉の使い方や使われ方
・『タバコを専売にする』
・『塩はかつて専売品だった』
・『専売制から許可制に変わる』
まとめ
「専売」の正しい読み方は「せんばい」で「せんうり」と読むのは間違った読み方です。
日本ではすでに廃止された仕組みですが海外ではまだ存在する国もあるので意味と読み方を知っておきましょう。