この記事では、「片道」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「片道」の正しい読み方は「かたみち」と「へんどう」どちら
「片道」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「片」の漢字の音読みは「ヘン」で、訓読みは「かた」です。
また「道」の漢字の音読みは「ドウ・トウ」で、訓読みは「みち」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げれば、「かたみち」と読めることが分かります。
また、音読み+音読みで繋げれば、「へんどう」と読めることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいのかは、この個別の漢字の読みの分析からは、残念ながら判断できません。
さて、「片道」の正しい読み方は「かたみち」と「へんどう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「片道」の正しい読み方は「かたみち」で、「へんどう」と読むのは間違いです。
音読みを重ねた読み方と、訓読みを重ねた読み方のいずれが正しいかの判断は、本当に難しいですが、この「片道」の熟語では、後者の方が正しと言うことです。
「片道」の意味
「片道」とは、「行きか帰りかの一方だけのこと」及び「ある行為が、一方からのみ行われること」を意味する言葉です。
「片道」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は銀行から出向を命じられたが、周囲の人からは片道切符で、二度と銀行には戻れないだろうと噂されています』
・『最近は切符を使うことも減っており、それにつれて、片道切符や往復切符と言った言葉を聞くことも減少しています』
まとめ
「片道」の正しい読み方は「かたみち」で、「へんどう」と読むのは間違いです。
また、この「片道」とは、「行きか帰りかの一方だけのこと」及び「ある行為が、一方からのみ行われること」を意味する言葉です。