「衆院」は政治に関連する言葉です。
具体的には何を指しどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「衆院」の正しい読み方と意味について解説します。
「衆院」の正しい読み方は「しゅういん」と「しゅいん」どちら
「衆院」という言葉の読み方として思い当たるのが「しゅういん」と「しゅいん」です。
「しゅういん」と「しゅいん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「衆院」の正しい読み方は「しゅういん」です。
「衆」には「群衆」【ぐんしゅう】「観衆」【かんしゅう】など「しゅう」という読み方と、「衆生」【しゅじょう】「衆徒」【しゅと】など「しゅ」という読み方があります。
「院」は「院政」【いんせい】「病院」【びょういん】など「いん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しゅういん」と「しゅいん」の2つのうち「衆院」の正しい読み方は「しゅういん」です。
「衆院」の意味
「衆院」とは、「衆議院」の略語です。
日本の国会は選挙制度や任期が異なる2つの院によって構成されています。
1つは任期が6年で解散がない「参議院」でもう1つは任期が4年で解散がある「衆議院」です。
衆議院は参議院に対し条約の締結などで優越権を持ちます。
一般的に参議院よりも重い存在として扱われることが多く、総理大臣をはじめ閣僚の多くは「衆院」の議員から選ばれます。
衆議院を「衆院」と略すように参議院の略語は「参院」です。
「衆院」の言葉の使い方や使われ方
・『今年は衆院選が予定されている』
・『与党は衆院の過半数の議席を獲得した』
・『国会の正面に向かって左側が衆院である』
まとめ
「衆院」の正しい読み方は「しゅういん」で「しゅいん」は間違った読み方です。
政治関連のニュースでよく使われる言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。