「通巻」は本や雑誌に関係する言葉です。
具体的にどのような意味を持ち何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「通巻」の正しい読み方と意味について解説します。
「通巻」の正しい読み方は「つうかん」と「つうまき」どちら
「通巻」という言葉の読み方として「つうかん」と「つうまき」の2つが候補になります。
「つうかん」と「つうまき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「通巻」の正しい読み方は「つうかん」です。
「通」には「通行」【つうこう】「開通」【かいつう】など「つう」という読み方があります。
「巻」は「巻頭」【かんとう】「全巻」【ぜんかん】など「かん」と読むほか、「巻物」【まきもの】「春巻」【はるまき】など「まき」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「つうかん」と「つうまき」になりますが「通巻」の正しい読み方は「つうかん」です。
「通巻」の意味
「通巻」とは、「第1巻から通して数えた時の巻数」を意味する言葉です。
本や雑誌などを数える時に「巻」という単位を使います。
巻は内容のひとまとまりを表す単位なので単行本や書籍の場合は一冊が巻になりますが、雑誌の場合は年度が基準で発行されるそれぞれの雑誌は「号」と数えます。
最初に発行された第1巻からこれまで発行された巻のすべてを通して数えた番号が「通巻」です。
連載をまとめた単行本や定期発行される雑誌など続きで発行される出版物をカウントするときに用いられる言葉です。
「通巻」の言葉の使い方や使われ方
・『通巻100巻を突破した』
・『通巻には増刊もカウントされる』
・『通巻の集計ミスが発覚した』
まとめ
「通巻」の読み方は「つうかん」が正しく「つうまき」と読むのは誤りです。
裏表紙や奥付などに記載されているので興味のある方は確かめてみてください。