「難病」という言葉にはどのような意味があり、読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「難病」の正しい読み方と意味について解説します。
「難病」の正しい読み方は「なんびょう」と「なんやまい」どちら
「難病」という言葉の読み方をそれぞれの漢字の読みを当てはめて考えると「なんびょう」と「なんやまい」の2つが浮かびます。
「なんびょう」と「なんやまい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「難病」の正しい読み方は「なんびょう」です。
「難」は「難行」【なんぎょう】「国難」【こくなん】など「なん」と読みます。
「病」は「病気」【びょうき】「大病」【たいびょう】など「びょう」と読むほか、「病垂れ」【やまいだれ】「流行病」【はやりやまい】など「やまい」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「なんびょう」と「なんやまい」の2つのうち「難病」の正しい読み方は「なんびょう」です。
「難病」の意味
「難病」とは、「治療法が確立されておらず治すのが難しい病気」を指す言葉です。
投薬や手術などどうすれば病気を直せるのかが分かっておらず健康な状態を取り戻すのが難しい病気を指します。
法的な定義では「発病の機構が明らかではない」「治療方法が確立していない希少な疾病」「長期の療養が必要」という3つのうちどれかに当てはまるような病気を「難病」としています。
「難病」の言葉の使い方や使われ方
・『難病の治療方法が発見された』
・『難病だが命の危険はない』
・『一生付き合っていかなければいけない難病を抱える』
まとめ
「難病」の読み方は「なんびょう」が正しく「なんやまい」と読むことはありません。
いつ何時自分の身に降りかかるか分からないので他人事だと思わず正しい意味と読み方を知っておきましょう。