この記事では、「難色」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「難色」の正しい読み方は「なんしょく」と「なんいろ」どちら
相手の意見に納得いかず、受け入れられないとき人が見せる困惑と否定する気持ちを「難色」【なんしょく】といいます。
承認できる内容ではないとき、自分はもう少し違う考えがあるという気持ちを態度や表情で示すわけです。
類義語に不服があるように、不満があるといった気持ちを表情や態度で表せます。
正しい読み方の結論
音読みで「難」は「ナン」、「色」が「ショク」と読みます。
「難」は「むずかしい」になり、「色」が「いろどり」という意味になる言葉です。
もう一方の「なんいろ」は、漢字に変換するとどの色がいいかという意味になる「何色」になるため、意味が違ってくるので、「難色」と書くときは「なんしょく」といった方が正しい読み方になります。
「難色」の意味
快く承知できない意見や、行動を見せる人に対して非難する顔、態度で自分の気持ちを見せることを「難色」といいます。
困った様子を見せる、悩む顔みせて目を合わさないといった普通では見せないさまで周囲に自分は受け入れないことを示すのです。
とくに、相手が強く勧めてくる、嫌悪感を示すときに見せることが多いでしょう。
「難色」の言葉の使い方や使われ方
・『部下が提案した意見に問題があると思う上司は難色を示す』
・『生徒の意見は現実的ではないので、教師は難色を示した』
・『取引先が掲示した条件に、わが社は難色を示して抗議した』
まとめ
意見や契約内容に納得ができないというときは、言葉よりも態度や表情で自分の気持ちを示せば相手に気持ちを伝えられます。
自分なりに使い方を工夫して、文章でも違う意見を持ち、受け付けないという気持ちを伝えてみるといいでしょう。