この記事では、「翡翠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「翡翠」の正しい読み方は「ひすい」と「ひよく」どちら
正しい読み方の結論としては「翡翠」は「ひすい」と読みます。
「翡翠」の意味
「翡翠(ひすい)」とは、光沢があり、半透明で深緑色の硬玉のことを言い、宝石の一つになっています。
昔は「玉(ぎょく)」と呼ばれていました。
日本での主な産地としては、新潟県糸魚川市姫川流域や、富山県下新川郡朝日町宮崎、境海岸などが挙げられます。
「翡翠(ひすい)」は他にも、小鳥の「かわせみ」のことを指しています。
「翡翠」は「かわせみ」とも読み、「川蝉」、「翡翆」、「魚狗」とも書きます。
「かわせみ」はブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に分類されている鳥で、長いくちばしを除けば、ほぼスズメくらいの大きさです。
水辺にすんでいて、体は青色と橙色が目立ち、尾は短く、足が赤いのが特徴です。
「かわせみ」は「ひすい」、「しょうびん」などとも呼ばれています。
「翡翠」の言葉の使い方や使われ方
・『私は博物館で、翡翠でできた勾玉(まがたま)を拝見したことがあります』
・『緑色が美しい翡翠の宝石は、眺めているとうっとりしてしまう』
・『翡翠の宝石は、金よりも人気が高いこともあったようです』
まとめ
「翡翠」の「翡」は音読みで「ヒ」、訓読みでは「かわせみ」と読みます。
「翡」は、「かわせみ」のことで、特に雄の「かわせみ」を「翡(ヒ)」と言います。
また、「翠」は音読みで「スイ」、訓読みでは「みどり」、「かわせみ」などと読まれています。
「翠」は、「みどり」や「かわせみ」のことを言い、特に雌の「かわせみ」を「翠(すい)」と呼んでいます。