この記事では、「菖蒲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「菖蒲」の正しい読み方は「あやめ」と「しょうぶ」どちら
正しい読み方の結論としては「菖蒲」は「あやめ」と「しょうぶ」のどちらでも読むことができます。
「菖蒲」の意味
「菖蒲(しょうぶ)」とは、ショウブ科ショウブ属に分類される多年草の植物のことを言います。
高さは50㎝から1mくらいで、香りがあるのが特徴です。
開花は5月から7月頃で、薄い黄緑色をした花が咲きます。
一方、「菖蒲(あやめ)」は、アヤメ科アヤメ属に分類されている多年草の植物のことを意味しています。
高さは50㎝前後で、5月から7月頃に開花し、紫色の花が咲きます。
「菖蒲」の「菖」は、「しょうぶ」、「あやめ」、「はなしょうぶ」の意味があります。
また、「蒲」は、「がま」、「かわやなぎ」、「がまむしろ」などの意味を持っています。
「菖蒲」の言葉の使い方や使われ方
・『「菖蒲」は「あやめ」、または「しょうぶ」と読むが、両者は分類も見た目もまったく異なっている』
・『菖蒲(あやめ)の紫色の花が、初夏の暑さを忘れさせてくれます』
・『今度の週末は、地元にある菖蒲園に出かける予定です』
まとめ
「菖蒲」の「菖」は音読みで「ショウ」、訓読みでは「しょうぶ」と読みます。
また、「蒲」は音読みで「ブ」、「ホ」、訓読みでは「がま」、「むしろ」などと読むことができます。
他にも、「花菖蒲(はなしょうぶ)」があり、こちらはアヤメ科アヤメ属に分類されています。
「はなしょうぶ」は紫色の花が咲くこともあり、見た目が「あやめ」と似ています。
「はなしょうぶ」のことを「しょうぶ」と呼ぶこともありますが、それぞれ別の植物になります。