この記事では、「専属」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「専属」の正しい読み方は「せんぞく」と「せんつく」どちら
「専属」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「専」の漢字の音読みは「セン」で、訓読みは「もっぱ(ら)」です。
また、次の漢字の「属」の音読みは「ゾク」で、訓読みは常用漢字外の読みですが、「つ(く)・やから」です。
ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「せんぞく」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「せんつく」と読める可能性があることも分かります。
しかし、ここからは、どちらの読み方が正しいかを判断することは出来ません。
さて、「専属」の正しい読み方は「せんぞく」と「せんつく」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「専属」の正しい読み方は「せんぞく」であり、「せんつく」と読むのは間違いです。
この「専属」の熟語では、少し特殊な重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が、正しいことになります。
ちなみに、「属」の漢字を使った熟語で、訓読みで読ませる熟語は見当たりません。
「専属」の意味
「専属」とは、「特定のものだけに属していること」を意味する言葉です。
芸能人等が、特定の会社や団体のみと契約している例がこの代表です。
「専属」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女はあの有名な雑誌の専属カメラマンです』
・『あの歌手は○○レコードの専属歌手です』
まとめ
「専属」の正しい読み方は「せんぞく」であり、「せんつく」と読むのは間違いです。
「専属」とは、「特定のものだけに属していること」を意味する言葉です。