この記事では、「暖冬」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「暖冬」の正しい読み方は「だんとう」と「だんふゆ」どちら
1991年から2020年までの気温よりも高く、雪もあまり積もらない暖かい冬を「暖冬」【だんとう】といいます。
いつもは池が凍るほど気温が低く、かじかむほど寒いと感じる冬であるとき示す言葉です。
最近は温暖化であるため「暖冬」になることが多く、予想していたよりも汗ばむ陽気になる日が増えています。
正しい読み方の結論
音読みで「暖」を「ダン」といい、「冬」を「トウ」と読みます。
「暖」が「あたためる」となり、「冬」は「ふゆ」という季節を表す言葉です。
もう一方の「だんふゆ」は「弾冬」といった漢字になるため、暖かい冬という意味である「暖冬」とは意味が違ってくるので「だんとう」と読むのが一般的になります。
「暖冬」の意味
毎年、気象庁は12月から2月までの気温を3段階で表しますが、平均の気温よりも「高い」とき「暖冬」といいます。
気温が高いときは冬でもトレーナー1枚で過ごせるほど陽気な日が多くなりますが、著しく高温になったり、何mも積もるほど雪が降り続く大寒波になることもあるので注意が必要です。
「暖冬」になる理由には、冬型の気圧配置が不安定になり、長く続かないことが直接的な原因になります。
「暖冬」の言葉の使い方や使われ方
・『暖冬になる可能性があるときは、積雪の心配がないので嬉しい』
・『暖房機をあまり使わなくてすむ暖冬は、薄着ですむのでいい』
・『大寒波がくることもあるため、暖冬といっても安心はできない』
まとめ
平年よりも暖かいと感じる冬を意味する言葉をご紹介しました。
暖かい冬はどのようなものか自分なりにもう少し深堀してみるといいでしょう。