この記事では、「節操」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「節操」の正しい読み方は「せっそう」と「せつそう」どちら
「節操」は「せっそう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「節」の音読みは「せつ・せち」、訓読みは「ふし・みさお・ノット」、「操」の音読みは「そう」、訓読みは「みさお・あやつ(る)・と(る)」です。
「節」を「せつ」と読むのは促音化(そくおんか)です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法で、「せつそう」とは」読みません。
正しい読み方の結論
「節操」の正しい読み方は「せっそう」です。
「せつそう」とは読みません。
「節操」の意味
「節操」の意味は「人としての正しい道をかたく守って変えないこと」「自分の信じる主義・主張を守り通すこと」です。
「節」は「竹のふし」から転じて「つなぎ目」「区切り」、更に転じて「言動にけじめをつけてはみ出ないこと」という意味、「操」は「手先でうまく扱う」から転じて「心構えをしっかりもつこと」「志をみだりに変えないこと」という意味、「節操」で「心構えをしっかり持ち、言動にけじめをつけてはみ出ないこと」になります。
「節操」の言葉の使い方や使われ方
「節操」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は毎回節操なく付き合う相手を変えている』
・『上司により態度を変えるなど節操がない人だ』
・『彼女は節操を守って研究所を辞めた』
まとめ
今回は「節操」の読み方について紹介しました。
「節操」の正しい読み方は「せっそう」で、「せつそう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。