「麻疹」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「麻疹」の正しい読み方と意味について解説します。
「麻疹」の正しい読み方は「はしか」と「ほっしん」どちら
「麻疹」という言葉の読み方として「はしか」と「ほっしん」の2つが考えられます。
「はしか」と「ほっしん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「麻疹」の正しい読み方は「はしか」です。
「麻疹」には他にも「ましん」という読み方がありますが「ほっしん」という読み方はありません。
赤くなったりブツブツになったりなど目で見て分かる皮膚の変化を意味する「発疹(ほっしん)」という言葉がありますが「麻疹」とは字も読み方も全く異なります。
「麻疹」の意味
「麻疹」を「はしか」と読むときの意味は、「麻疹ウイルスによって起きる感染症」です。
ウイルスによって感染する感染症のひとつで人から人へと空気感染するほか飛沫感染や接触感染など様々な経路で感染を広げます。
感染した人の9割以上が発生し高熱や倦怠感、腹痛や結膜炎などの症状が特徴です。
発症してしまうと特効薬はなく症状を抑える治療で対処するしかありません。
「麻疹」は有効性の高いワクチンが開発されておりワクチンを接種することで感染と発症をほぼ100%抑えられます。
日本では国内における感染はほぼ消滅していましたがワクチン接種率が伸び悩んでしまい現在は海外で感染して国内に持ち込まれる事例も増えています。
「麻疹」の言葉の使い方や使われ方
・『麻疹のワクチンを接種する』
・『麻疹は命に関わる危険な病気である』
・『麻疹ワクチン未接種だと入国できない国は多い』
まとめ
「麻疹」の読み方は「はしか」もしくは「ましん」で「ほっしん」とは読みません。
命と健康に関わる言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。