この記事では、「表敬」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「表敬」の正しい読み方は「ひょうけい」と「おもてけい」どちら
「表」という漢字は訓読みでは「おもて」、「表(あらわ)す」、「しるし」と読み、音読みでは「ひょう」と読みます。
そして、「敬」という漢字は訓読みでは「敬(うやま)う」や「敬(つつし)む」と読み、音読みでは「けい」や「きょう」と読みます。
「表敬」の場合、「表」と「敬」それぞれに音読みを当て、「ひょうけい」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「表敬」の正しい読み方は「ひょうけい」になります。
「表敬」の意味
「表敬」とは、「敬意を表すこと」を意味する言葉です。
「表敬」の類義語には、「敬意を表して、被っている帽子を脱ぐこと」転じて「相手に敬意を示すこと」を意味する「脱帽(だつぼう)」などがあります。
「表」は「おもて」や「上辺」、「物事の外側にあらわれた部分」のほか、「あらわす」や「あらわれる」、「しるし」や「目印」、「ひと目見て事柄が分かるように整理して記したもの」などの意味も含まれる漢字です。
そして、「敬」は「うやまう」や「うやまいつつしむ」という意味を表す漢字になります。
「表敬」の言葉の使い方や使われ方
・『国家の記念日に際して、現職の首相が建国の父たちの墓前で表敬した』
・『外相は緊急事態にみまわれた際、国際援助を申し出てくれた外国へ表敬した』
・『現地の災害地区で応急対応をしている自衛隊たちを閣僚たちが表敬した』
まとめ
「表敬」の正しい読み方は「ひょうけい」ということでした。
「表敬」は読んで字のごとく「敬意を表すこと」を意味する言葉になります。