この記事では、「閉山」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「閉山」の正しい読み方は「へいざん」と「しゃま」どちら
山から燃料がとれなくなったため作業員を下山させ、入り口を塞ぐことを「閉山」【へいざん】といいます。
とくに、鉱山では掘り起こしてお金になる資源が底をついたとき、雇われていた従業員を解雇して、山に入れないように出入り口を封鎖するのです。
正しい読み方の結論
音読みで「閉」を「へい」といい、「山」は「サン」と読みます。
そして、「閉」が「とじる」、「山」は「高く盛り上がった地形」という意味になり、2つ掛け合わせれば山を閉じるになる言葉です。
もう一方の「しゃま」という読み方は一般的ではなく、多くの人に浸透していないため、「閉山」は「へいざん」といった方が正しい読み方になります。
「閉山」の意味
その昔、日本では山に入って資源をとり、売るという仕事がありました。
しかし、時代の流れとともに売れなくなり、鉱山を閉鎖しました。
また、雪がない春や夏の期間だけ登山客が入山料払って山を登るとき「開山」【かいざん】します。
その季節が終わり、気温が下がって雪が降る季節になると安全のため入り口を封鎖して「閉山」し、出入りしないようにするのです。
「閉山」の言葉の使い方や使われ方
・『鉱山も閉山するので、求人サイトに登録して職を探した』
・『閉山して空き家になった住居を改修して、喫茶店にした』
・『富士山に登れる期間が終わり、今週末には閉山する』
まとめ
山が一時的に閉鎖されるか、もう二度と入れなくするために封鎖するなど様々な理由から「閉山」します。
どのような理由で封鎖するかを考えてからうまく使ってみるといいでしょう。