この記事では、「立腹」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「立腹」の正しい読み方は「りっぷく」と「たちふく」どちら
「立腹」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「立」の漢字の音読みは「リツ・リュウ」で、訓読みは「た(つ)」です。
また、「腹」の漢字の音読みは「フク」で、訓読みは「はら」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「りつふく」と読めることが分かります。
この読み方で、発音を容易にする音変化の促音化により、「つ」が詰まった「っ」に変化したと仮定すれば、「りっぷく」との読みになる可能性があります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば「たちふく」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「立腹」の正しい読み方は「りっぷく」と「たちふく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「立腹」の正しい読み方は「りっぷく」で、「たちふく」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、最も一般的な熟語の読み方である音読みを重ねた読み方が正しいことになります。
もちろん、「りっぷく」は先に記した通り、「りつふく」が促音化の変化をした読み方です。
「立腹」の意味
「立腹」とは「はらをたてること、怒ること」を意味する言葉です。
「立腹」の言葉の使い方や使われ方
・『あの温厚な部長が立腹したと言うのだから、彼は余程大きな失態をやらかしたのでしょう』
・『取引先を立腹させないように、営業マンは常に下手から向かい合っています』
まとめ
「立腹」の正しい読み方は「りっぷく」で、「たちふく」と読むのは間違いです。
また、この「立腹」とは「はらをたてること、怒ること」を意味する言葉です。