この記事では、「食傷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「食傷」の正しい読み方は「しょくしょう」と「しょくきず」どちら
「食傷」は「しょくしょう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「食」の音読みは「しょく・じき・し」、訓読みは「く(う)・く(らう)・ た(べる)・は(む)」、「傷」の音読みは「しょう」、訓読みは「きず・いた(む)・いた(める)・そこ(なう)」です。
「食傷」と表記する場合「しょくきず」とは読みません。
正しい読み方の結論
「食傷」の正しい読み方は「しょくしょう」です。
「しょくきず」とは読みません。
「食傷」の意味
「食傷」の意味は「同じ食べ物ばかり続いて飽きること」「同じことが何度も起き、いい加減うんざりすること」「食あたりを起こすこと」です。
「食傷」は元々「食べることにより身体が傷つくこと」という意味で、「食あたり」「食中毒」として使われていました。
次第に「同じ食べ物ばかりで飽きること」という意味になり、更に転じて「何度も同じことを見聞きして嫌になること」という意味になったのです。
現在ではほぼ「飽きて嫌になること」という意味で使われています。
「食傷」の言葉の使い方や使われ方
「食傷」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『旬だからとタケノコばかり続いたので食傷気味だ』
・『この手のトラブルは正直言って食傷している』
・『ワイドショーでは宗教関係の話題ばかりで食傷気味だ』
まとめ
今回は「食傷」の読み方について紹介しました。
「食傷」の正しい読み方は「しょくしょう」で「しょくきず」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。