この記事では、「学識」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「学識」の正しい読み方は「がくしき」と「まなびしき」どちら
「学識」は「がくしき」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「学」の音読みは「がく」、訓読みは「まな(ぶ)」、「識」の「しき・し・しょく」、訓読みは「し(る)・しる(す)」です。
「学識」と表記する場合「まなびしき」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「学識」の正しい読み方は「がくしき」です。
「まなびしき」とは読みません。
「学識」の意味
「学識」の意味は、「ある分野における理解度や知っている内容の深さ」です。
学問における知識や本質と捉える判断力のことを表します。
「学」は「学ぶこと」から転じて「研究すること」「学問」「体系化された知識」という意味、「識」は「ものごとを区別して知る能力」「ものごとの道理を見分ける能力」「考え悟る心の働き」という意味、「学識」で「学ぶことにより身に付けた、知る能力や道理を見分ける脳力」になります。
似た様な意味の言葉に「見識(けんしき)」がありますが、こちらは「ものごとを深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力」という意味です。
「学識」の言葉の使い方や使われ方
「学識」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『学識豊かな人に教えを請う』
・『深い学識がないので解説を聞いても理解できない』
・『学識のある人は常にものごとの道理を考える』
まとめ
今回は「学識」の読み方について紹介しました。
「学識」の正しい読み方は「がくしき」で、「まなびしき」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。