この記事では、「引導」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「引導」の正しい読み方は「いんどう」と「ひきどう」どちら
「引」という漢字は訓読みでは「引(ひ)く」や「引(ひ)ける」と読み、音読みでは「いん」と読みます。
そして、「導」という漢字は訓読みでは「導(みちび)く」や「しるべ」と読み、音読みでは「どう」と読みます。
「引導」の場合、「引」と「導」それぞれに音読みを当て、「いんどう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「引導」の正しい読み方は「いんどう」になります。
「引導」の意味
「引導」には以下の意味が含まれています。
・仏教用語において、「衆生を導いて、悟りの道へと誘うこと」
・「葬儀の折、導師が棺の前に立ち、死者が悟りを得られるように法語を唱えることやその法語」
・「先に立って導くこと」
「引導」が用いられる最もポピュラーな慣用句としては「相手の命がなくなることを分からせる」や「諦めるように、最終的な宣告をする場合などに使う表現」の「引導を渡す」があります。
「引導」の言葉の使い方や使われ方
・『ベルト防衛選手は今回の挑戦者に対し、皮肉を込めて引導を渡した』
・『無謀な攻めを繰り返す敵国に対し、絶大な軍力をもって引導を渡した』
まとめ
「引導」の正しい読み方は「いんどう」であり、「引導」は仏教用語において、「衆生を導いて、悟りの道へと誘うこと」や「先に立って導くこと」などの意味が含まれています。
ちなみに、慣用句である「引導を渡す」とは、「相手の命がなくなることを分からせる」や「諦めるように、最終的な宣告をする場合などに使う表現」という意味を表します。