この記事では、「引責」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「引責」の正しい読み方は「いんせき」と「ひきせき」どちら
「引」という漢字は訓読みでは「引(ひ)く」や「引(ひ)ける」と読み、音読みでは「いん」と読みます。
そして、「責」という漢字は訓読みでは「責(せ)める」と読み、音読みでは「せき」や「しゃく」と読みます。
「引責」の場合、「引」と「責」それぞれに音読みを当て、「いんせき」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「引責」の正しい読み方は「いんせき」になります。
「引責」の意味
「引責」とは、「責任を自分の身に引き受けること」や「責任を取ること」を意味する言葉です。
「引責」を使った熟語には「責任を自分の身に受けて、職務を自ら辞めること」を意味する「引責辞任(いんせきじにん)」があります。
「引」という漢字には「ひく」や「ひっぱる」という意味のほか、「導く」や「連れていく」、「まねく」や「さそいよせる」、そして、「引き受ける」や「負う」という意味が含まれています。
そして、「責」は「とがめる」や「せめ」、「なすべき仕事や任務」という意味がふくまれる漢字です。
「引責」の言葉の使い方や使われ方
・『私がまだ新人だった頃、自分がやらかしたミスの責任を先輩が引責してくれた』
・『今回の経費の不正計上にかんするトラブルに際し、大臣が引責辞職することを発表した』
・『自分のミスに対する引責の念にとらわれ、塞ぎこんではいけない』
まとめ
「引責」の正しい読み方は「いんせき」であり、「引責」とは「責任を自分の身に引き受けること」や「責任を取ること」を意味する言葉でした。