この記事では、「恩人」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「恩人」の正しい読み方は「おんじん」と「おんびと」どちら
「恩人」は「おんじん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「恩」の音読みは「おん」、訓読みは「めぐ(み)」、「人」の音読みは「じん・にん」、訓読みは「ひと」です。
「恩人」と表記する場合「おんびと」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「恩人」の正しい読み方は「おんじん」です。
「おんびと」とは読みません。
「恩人」の意味
「恩人」の意味は、「自分に情けをかけて優しくしてくれた人」「自分が危険な状態の時に助けてくれた人」という意味です。
基本的に、自分が不利な状況や危険な目に遭った時に、その人のお陰で救われたことで、感謝している人を表します。
「恩」は「めぐみ」「いつくしみ」「情け」「人から受ける感謝すべき行為」という意味、「人」は「人間」「ある対象となる人」という意味、「恩人」で「情けをかけてくれた人」「感謝すべき人」になります。
似たような意味の言葉に「恩師(おんし)」がありますが、こちらは「教えを受けて感謝している人」になります。
「恩人」の言葉の使い方や使われ方
「恩人」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『危ないところを救ってくれた命の恩人に感謝する』
・『彼は仕事を紹介してくれた恩人だ』
・『残業を手伝っただけで恩人扱いされる』
まとめ
今回は「恩人」の読み方について紹介しました。
「恩人」の正しい読み方は「おんじん」で、「おんびと」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。