日本から世界に広まり大ブームを起こしている食べ物が「枝豆」です。
おつまみとして広く親しまれている食べ物ですが、どのような豆で何と読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「枝豆」の正しい読み方と意味について解説します。
「枝豆」の正しい読み方は「えだまめ」と「えだとう」どちら
「枝豆」という言葉の読み方として候補になるのが「えだまめ」と「えだとう」です。
「えだまめ」と「えだとう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「枝豆」の正しい読み方は「えだまめ」です。
「枝」は「枝先」【えださき】「小枝」【こえだ】など「えだ」と読みます。
「豆」は「豆粒」【まめつぶ】「煮豆」【にまめ】など「まめ」と読むほか、「豆苗」【とうみょう】「納豆」【なっとう】など「とう」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「えだまめ」と「えだとう」のうち「枝豆」の正しい読み方は「えだまめ」です。
「枝豆」の意味
「枝豆」とは、「未成熟の状態で収穫した大豆」です。
大豆は成熟すると黄色みがかった茶色になりますが成熟前は鮮やかな緑色をしています。
まだ成熟前の緑色の状態で固くなっていない若い大豆を収穫したものが「枝豆」です。
一般的にはさや付きのまま塩で茹でお酒のつまみとして食します。
大豆は世界各地で栽培されている食品ですが「枝豆」を食べる習慣は日本以外の地域にはほとんどありませんでした。
2000年を過ぎてから居酒屋などで味を知った訪日外国人観光客の間で密かなブームになり海外でも徐々に浸透し、2016年頃に健康食志向の高まりもあって海外で大ブームを巻き起こします。
アメリカでも「edamame」の名称で親しまれ、成熟を待たずに収穫して出荷し大豆農家から枝豆農家へと転作する事例が増えています。
まとめ
「枝豆」の正しい読み方は「えだまめ」で「えだとう」と読むことはありません。
国際的に使われている名前なので憶えておきましょう。