「角質」は肌ケアに関連でよく登場する言葉です。
この言葉が表しているのはどのようなもので何が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「角質」の正しい読み方と意味について解説します。
「角質」の正しい読み方は「かくしつ」と「かどしつ」どちら
「角質」という言葉の読み方を漢字の読みから推察すると「かくしつ」と「かどしつ」の2つが候補になります。
「かくしつ」と「かどしつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「角質」の正しい読み方は「かくしつ」です。
「角」には「角型」【かくがた】「三角」【さんかく】など「かく」という読み方と、「角部屋」【かどべや】「四つ角」【よつかど】など「かど」という読み方があります。
「質」は「質感」【しつかん】「等質」【とうしつ】など「しつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かくしつ」と「かどしつ」のうち「角質」の正しい読み方は「かくしつ」です。
「角質」の意味
「角質」とは、「表皮の最外層にある細胞」を指す言葉です。
生物の表面は皮膚によって覆われています。
皮膚は何層にも重なった層構造になっていますが皮膚を形成する層のうち最も外側に位置し外部の刺激から人体を守るバリアとして機能する細胞が角質細胞、通称「角質」です。
「角質」は我々が肌と呼んでいる部分であり直接指で触れられる皮膚の表面を指します。
外部からの刺激を守るバリアであると同時に水分を保持し肌の健康を維持する役割も果たします。
「角質」の言葉の使い方や使われ方
・『角質をケアする』
・『化粧水で角質に潤いを与える』
・『スクラブを使いすぎると角質にダメージを与えてしまう』
まとめ
「角質」の読み方は「かくしつ」が正解で「かどしつ」と読むことはありません。
肌ケアでは必ず登場する言葉なので美肌に関心のある方もそうでない方も正しい読み方と意味を知っておきましょう。