この記事では、「菠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
くさかんむりに波で「菠」の読み方
「菠」は音読みでは、「ハ」、「ホウ」と読みます。
訓読みはありません。
「菠」の意味や解説
「菠」は「菠薐」で、「ホウレンソウ」のことを表しています。
また、「ホウレンソウ」は漢字で、「菠薐草」、「法蓮草」と表記します。
名前の由来は、「ネパール(ペルシア)の草」の意味から来ているようです。
英語表記では「spinach 」となります。
「ホウレンソウ」はナデシコ目ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属に分類されている一年草のことを言います。
雌雄異株で、収穫時の草丈は25㎝程度になります。
「ホウレンソウ」は葉が食用になりますが、シュウ酸という灰汁(あく)があります。
そのため、茹でて、灰汁を取り除く下処理が必要です。
「ホウレンソウ」の種類としては、「東洋種」、「西洋種」、「交雑種」があります。
「東洋種」は葉が薄く、ギザギザがあり、柔らかいのが特徴です。
また、「西洋種」は葉に厚みがあり、丸く、灰汁が強い特徴があります。
「ホウレンソウ」の原産はカスピ海沿岸とも言われています。
日本へは江戸時代に渡来しました。
世界での「ホウレンソウ」の多くは中国で生産されています。
「菠」の熟語での使い方や使われ方
・『菠薐』【ハロウ】
「ホウレンソウ」のことを表しています。
・『菠薐』【ポーレン・ホリン】
中国名で、「ホウレンソウ」のことを意味しています。
・『菠薐草』【ホウレンソウ】
まとめ
「ホウレンソウ(菠薐草)」は耐寒性があり、冬が旬の代表的な緑黄色野菜です。
ビタミンや鉄分などが多く含まれています。
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。