この記事では、「仰」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに卯で「仰」で「仰」の読み方
「仰」の漢字の音読みは「ギョウ・コウ」で、訓読みは「あお(ぐ)・おお(せ)」です。
また、常用漢字外の読みになりますが、「あおの(く)・ の(く)」との訓読みもあります。
「仰」の意味や解説
「仰」の漢字には、訓読みの「あお(ぐ)」にあるように「上を見上げること」の意味があります。
また、その他に「人を見あげて敬うこと」や「大げさなこと」や「あがめること」等の多くの意味があります。
また、この「仰」の漢字は名前では「たか」や「もち」との読み方で使われることもあります。
さらに、島根県仁多町には「仰支斯里神社」と書いて、【かみきりじんじゃ】と読む変わった神社の名前として使われています。
「仰」の熟語での使い方や使われ方
・『仰視』【ぎょうし】
「あおぎみること」を意味する熟語です。
・『欽仰』【きんぎょう】
「尊敬し慕うこと」を意味する熟語です。
・『大仰』【おおぎょう】
「おおげさなこと、及びその状態のこと」を意味する熟語で、「大形」と表記される場合もあります。
・『信仰』【しんこう】
「神仏などを信じてあがめること」や「特定のものや、事柄を絶対的のものと信じて疑わないこと」を意味する熟語です。
まとめ
「仰」の漢字の音読みは「ギョウ・コウ」で、訓読みは「あお(ぐ)・おお(せ)・あおの(く)・ の(く)」です。
意味としては「上を見上げること」や「人を見あげて敬うこと」や「大げさなこと」や「あがめること」が挙げられます。
この「仰」の漢字は、「信仰」や「仰ぎ見る」等の熟語やフレーズとして馴染みのある漢字です。