この記事では、「痒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
やまいだれに羊で「痒」の読み方
「痒」という漢字の音読みは「ヨウ」、訓読みは「かゆい・やまい・かさ・やむ」になります。
「痒」という漢字は「掻痒感(そうようかん)・痒疹(ようしん)」などの熟語において、「ヨウ」という音読みで読まれています。
またよく使われる動詞として、「痒い(かゆい)」という訓読みをすることもできます。
「痒」の訓読みとして「やまい・やむ」もありますが、一般的には「病・病む」という漢字が使用されます。
「痒」の漢字の意味や解説
「痒」という漢字の意味は、「身体・皮膚がかゆいこと」や「かゆくてむずむずすること」です。
「痒」の漢字の意味として、「病気になること・やまい」も挙げることができます。
また「痒」は、「皮膚疾患としてのできもの・腫れ物(はれもの)・かさ」といった意味合いも持っています。
「痒」の熟語での使い方や使われ方
・『痛痒』【つうよう】
「痛みとかゆみ」や「身体的苦痛と精神的苦痛、経済的な被害」を意味している熟語です。
・『掻痒』【そうよう】
「かきむしりたいようなかゆみ・かゆくて掻くこと」の意味合いで「痒」が使われている熟語です。
・『痒疹』【ようしん】
「強いかゆみが症状として現れる発疹」を指して「痒」を使用している言葉です。
・『隔靴掻痒』【かっかそうよう】
「物事のもっとも重要な所にふれられずにもどかしい思いをするさま・思い通りにいかずにイライラすること」の意味を持っている四字熟語です。
・『麻姑掻痒』【まこそうよう】
「かゆい所を掻くように、物事が思い通りに進んでいくさま」を意味して「痒」の漢字を使用している四字熟語です。
・『痒い所に手が届く』【かゆいところにてがとどく】
「もっともしてほしいことをしてくれるくらいに気配りが十分にできているさま」や「不満を感じさせないほど気が利くこと」の意味を持っていることわざです。
まとめ
この記事では、やまいだれに羊で「痒」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「痒」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説をチェックしてみてください。
