りっしんべんに亘と書く漢字には「恒」があります。
この記事では、「恒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
りっしんべんに亘で「恒」の読み方
「恒」は音読みで「こう」と読み、訓読みは「つね」や「恒に」で「つねに」と読みます。
「つねに」は「常に」に書き換えることが可能です。
「恒」の意味や解説
「恒」は物質や状態が常に変わらないことを表す時や、いつまでも変化しないことを表す時に使う言葉です。
「恒」は変化しない物体や状態に対して使われる言葉であり、こちらは大きな自然現象を表す時にも使うことが可能です。
宇宙に存在する「恒星」は自ら光を発生する天体であり、こちらはガス体となっているのが特徴です。
地球から最も近い「恒星」は太陽であり、この天体が発生する光は温度だけではなく様々なエネルギーを与えてくれます。
「恒星」の類義語としては「惑星」があり、こちらは「恒星」の周囲を回る天体を示す時に使います。
「恒」の熟語での使い方や使われ方
・『恒常』【こうじょう】
「状態や変化が常に一定で変化しないこと」を表す言葉です。
生物学の言葉には「恒常性」というものがあり、こちらは英語で「ホメオスタシス」と呼ばれています。
身体の「恒常性」とは生理機能が常に一定に保たれることであり、生命を維持するのに重要な役割を果たしています。
・『恒例』【こうれい】
「毎回決まった手順や時期に行われること」であり、こちらは様々なイベントや行事、儀式などに使われます。
・『恒河沙』【ごうがしゃ】
「10の52乗を表す単位」であり、数が非常に大きい様を表す時にも使うことが可能です。
この言葉に使われている「恒河」はガンジス川を示す言葉であり、元々は仏教用語として使われていました。
まとめ
「恒」は物質や状態が常に変わらないことを表す時に使う言葉です。