りっしんべんに氣で「愾」の読み方とは?簡単に解釈

りっしんべんに氣で「愾」の読み方とは? 読み方

りっしんべんに氣と書く漢字には「愾」があります。

この記事では、「愾」の読み方を分かりやすく説明していきます。

りっしんべんに氣で「愾」の読み方

「愾」は音読みで「がい」「かい」「き」と読み、訓読みは「愾く」「なげく」「愾る」「いかる」という読みます。

訓読みである「なげく」は一般的には「嘆く」と書き、「いかる」は一般的に「怒る」と書きます。

「愾」の意味や解説

「愾」は心がなげく様やため息をつく時に使う言葉です。

「愾」は心が落ち込んでいる状態以外にも、強い怒りを持っている時やいきどおる時にも使います。

訓読みである「愾る」「怒る」を使うことが多く、「愾く」「嘆く」の方が使われます。

この漢字に使われている「氣」は空気などの物質を表す言葉であり、日常的には「気」の方を使います。

「氣」はこれ以外にもエネルギーとしての物質や現象を示す意味があり、人名漢字としても使うことが可能です。

「愾」の熟語での使い方や使われ方

・『憤愾』【ふんがい】
「気持ちがいきどおったりなげく様」を表す言葉であり、こちらは通常「憤慨」という書き方をします。

・『敵愾心』【てきがいしん】
「敵を倒そうとする意志」を表す言葉であり、怒りや闘志を持ちながら戦う時に使います。

この「敵愾心」は戦争のような戦いの場から、スポーツなどの競争や勝負の場面でも使うことが可能です。

・『愾然』【がいぜん】
「恨みや悲しみが満ちている状態」であり、ため息をつく様を示す時にも使うことが可能です。

「愾然」の類義語としては「喟然(きぜん)」があり、こちらもため息をつく様や嘆息する時に使います。

まとめ

「愾」は心がなげく様やため息をつく様子、強い怒りを持っている時に使う言葉です。

「敵愾心」は敵を倒そうとする強い意志や闘志を表す言葉であり、スポーツなどの勝負にも使われています。

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