王へんに圭で「珪」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに圭で「珪」の読み方とは? 読み方

この記事では、「珪」の読み方を分かりやすく説明していきます。

王へんに圭で「珪」の読み方

「珪」という漢字は訓読みでは「たま」と読み、音読みでは「ケイ」「ケ」「キ」と読みます。

「珪」の意味や解説

「珪」には「諸侯の身分を示す玉」「珪素」「シリコン」という意味が含まれています。

「珪」は3つの玉を紐で縦に通した象形である「王」に縦横の線を重ねた幾何学的な製図の象形である「圭」を組み合わせ、「古代の諸侯が天子から身分の証として授かった玉」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。

ちなみに、「珪」「圭」の古字になります。

「珪」での熟語での使い方や使われ方

・『珪素』【けいそ】
「原子番号14でシリコンとも呼ばれる元素」を意味する言葉です。

・『珪化』【けいか】
「岩石の中に珪酸が浸透することによって、硬い珪質岩になること」「地中の生物の遺体が珪酸の浸透によって珪酸質に変わること」を意味する言葉です。

・『珪質』【けいしつ】
「鉱物や岩石などが二酸化珪素を多く含有する性質のこと」を意味する言葉です。

・『珪岩』【けいがん】
「主に石英の粒から構成される緻密で硬い岩石」を意味する言葉です。

・『珪酸』【けいさん】
「塩酸を珪酸ナトリウムが主体の水ガラスに加えることで生じる白色ゼラチン状の物質」「二酸化珪素の俗称」を意味する言葉です。

・『珪酸塩』【けいさんえん】
「二酸化珪素と金属酸化物から構成される塩」を意味する言葉です。

・『珪灰石』【けいかいせき】
「カルシウムの珪酸塩鉱物」を意味する言葉です。

まとめ

「珪」は訓読みでは「たま」と読み、音読みでは「ケイ」「ケ」「キ」と読む漢字です。

そして、「珪」には「諸侯の身分を示す玉」「珪素」「シリコン」という意味が含まれています。

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