この記事では、「悪怯れる」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「悪怯れる」の正しい読み方は「わるびれる」と「あくおびれる」どちら
「悪怯れる」を構成する漢字の個別の読みを最初に説明します。
「悪」の漢字の音読みは「アク・ オ」で、訓読みは「わる(い)・あ(し)」です。
また「怯」の漢字は音読みが「キョウ・ コウ」で、訓読みは「おび(える)・ お(じる)・ ひる(む)」です。
この漢字の読みから、「怯れる」を「わるびれる」と読むか、「あくおびれる」と読むかは、訓読みの「ひる(む)」を使って読ませるのか、「おび(える)」を使って読ませるのかの違いだと分かります。
しかし、日本語で「おくおびれる」との言葉は聞いたことがなく、「わるびれる」が正しいだろうと推察できます。
さて正しい読みはどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、先に推察した通り、「悪怯れる」の読み方としては「わるびれる」が正しく、「あくおびれる」は間違った読みです。
この言葉は、しばしば聞く言葉ですが、漢字表記となると分からぬ言葉の一つと言えます。
「悪怯れる」の意味
「悪怯れる」とは、「気おくれがして、恥ずかしがることや、卑屈な振る舞いをすること」を意味する言葉です。
「悪怯れる」の言葉の使い方や使われ方
・『不正を働いた政治家が、悪怯れることなく、その議員の席にしがみつく例は少なくない』
・『仕事でミスをして必要以上に悪怯れる彼女を、これ以上責めるのは酷と言うものです』
まとめ
「悪怯れる」の読み方としては「わるびれる」が正しく、「あくおびれる」は間違った読みです。
また「悪怯れる」とは、「気おくれがして、恥ずかしがることや、卑屈な振る舞いをすること」を意味する言葉です。