この記事では、「仄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
がんだれに人で「仄」の読み方
「仄」という漢字は訓読みでは「仄(いや)しい」や「仄(ほの)めかす」、「仄(かたむ)く」、「仄(かたわ)ら」、「仄(そばだ)つ」と読み、音読みでは「ソク」や「ショク」、「シキ」と読みます。
「仄」の意味や解説
「仄」には「ほのか」や「かすかに」、「かたむく」、「かたよる」、「そばだつ」、「いやしい」、「せまい」などの意味が含まれています。
「仄」は削り取られた崖の象形である「がんだれ」に横から見た人の象形である「人」を組み合わせ、会意文字として成り立った漢字です。
「仄」の熟語での使い方や使われ方
・『仄聞』【そくぶん】
「少し耳に入ること」や「人づてや噂などで聞くこと」を意味する言葉です。
・『仄声』【そくせい/そくしょう】
「漢字の四声のうちで、上声、去声、入声の総称」を意味する言葉です。
・『仄日』【そくじつ】
「西に傾いた太陽」や「夕日」を意味する言葉です。
・『仄字』【そくじ】
「仄声に属する漢字」を意味する言葉です。
・『仄韻』【そくいん】
「漢字の四声のうちで、上声、去声、入声に属する韻」を意味する言葉です。
・『仄暗い』【ほのぐらい】
「ほのかに暗い」や「光が弱くてうす暗い」を意味する言葉です。
・『仄聞く』【ほのきく】
「かすかに聞く」を意味する言葉です。
・『仄開く』【ほのあく】
「ちょっと開ける」を意味する言葉です。
まとめ
「仄」は訓読みでは「仄(いや)しい」や「仄(ほの)めかす」、「仄(かたむ)く」、「仄(かたわ)ら」、「仄(そばだ)つ」と読み、音読みでは「ソク」や「ショク」、「シキ」と読む漢字でした。
そして、「仄」には「ほのか」や「かすかに」、「かたむく」などの意味が含まれています。