この記事では、「捌」の読み方を分かりやすく説明していきます。
手へんに別で「捌」の読み方
「捌」という漢字は訓読みでは「捌(さば)く」や「捌(は)ける」と読み、音読みでは「ハチ」や「ハツ」、「ヘツ」、「ベツ」と読みます。
「捌」の意味や解説
「捌」には「さばく」や「さばける」、「はける」という意味が含まれています。
また、漢数字で8を意味する「八」の代わりに用いられるケースもあります。
「捌」を使った例文
・『彼の顧客からの注文の捌(さば)き方といったら、見ていて清々しくなる』
・『浴室の壁を掃除する前にまず水を捌(は)けなければならない』
・『ストレスの捌(は)け口となる趣味を見つけたいと思っている』
「捌」の熟語での使い方や使われ方
・『足捌き』【あしさばき】
「足の運び」や「フットワーク」を意味する言葉です。
・『捌き髪』【さばきがみ】
「まげを解き散らした髪」や「ざんばら髪」、「ちらし髪」を意味する言葉です。
・『捌き手』【さばきて】
「物事の処理や正しい、正しくないの判断を下す人、及び、その才能がある人」、「売り手」、「心の捌けた人」を意味する言葉です。
・『手綱捌き』【たづなさばき】
「乗馬の腕前」や「人を動かしたり、統括したりする腕前」を意味する言葉です。
・『茶巾捌き』【ちゃきんさばき】
「茶の湯における茶巾の扱い方」を意味する言葉です。
・『荷捌き』【にさばき】
「荷物の処理や整理をすること」、「入荷した商品を売り捌くこと」を意味する言葉です。
・『捌け口』【はけぐち】
「水などが流れ出ていく口」、「商品などの売れ先」、「感情などを発散させる対象や手段、方法」を意味する言葉です。
まとめ
「捌」は訓読みでは「捌(さば)く」や「捌(は)ける」と読み、音読みでは「ハチ」や「ハツ」、「ヘツ」、「ベツ」と読む漢字でした。
そして、「捌」には「さばく」や「はける」などの意味が含まれています。