この記事では、「暉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
日へんに軍で「暉」の読み方
「暉」という漢字は訓読みでは「暉(かがや)く」や「暉(ひか)る」、「ひかり」と読み、音読みでは「キ」と読みます。
「暉」の意味や解説
「暉」には「日の光」や「輝く」、「光る」、「明らか」という意味が含まれています。
「暉」は太陽の象形である「日」に車と人が手を伸ばし、抱きかかえこんでいる象形である「軍」を組み合わせ、「(太陽の光がめぐり)輝く」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。
「暉」の熟語での使い方や使われ方
・『暉暉』【きき】
「照り輝く様」を意味する言葉です。
・『晩暉』【ばんき】
「夕日の光」や「夕日」、「夕方の太陽」を意味する言葉です。
・『旭暉』【きょっき】
「朝日の光」や「旭光」を意味する言葉です。
・『斜暉』【しゃき】
「斜めに差す夕日の光」を意味する言葉です。
・『清暉』【せいき】
「日や月の清らかな光」を意味する言葉です。
・『夕暉』【せっき】
「夕日の光」や「夕陽」、「いりひ」を意味する言葉です。
・『朝暉』【ちょうき】
「朝日」や「朝陽」を意味する言葉です。
・『落暉』【らっき】
「沈む太陽」や「入り日」、「落日」を意味する言葉です。
・『春暉』【しゅんき】
「春の暖かい陽光」を意味する言葉です。
・『寸草春暉』【すんそうしゅんき】
「大きな父母の愛情や恩に対して、子が本の僅かさえ報いることが難しいことの例え」を意味する言葉です。
「寸草」は親の恩に報いようとする子のわずかな気持ちの例えており、「春暉」は親の子に対する愛情を例えています。
まとめ
「暉」は訓読みでは「暉(かがや)く」や「暉(ひか)る」、「ひかり」と読み、音読みでは「キ」と読む漢字です。
そして、「暉」には「日の光」や「輝く」、「光る」、「明らか」という意味が含まれています。