この記事では、「胎」の読み方を分かりやすく説明していきます。
月へんに台で「胎」の読み方
「胎」という漢字は訓読みでは「胎(はら)む」と読み、音読みでは「タイ」と読みます。
「胎」の意味や解説
「胎」という漢字には「みごもる」や「孕む」、「子宮」や「子供が宿るところ」、「はじめ」や「きざし」という意味が含まれています。
「胎」は肉の象形である「肉月」に農具のすきの象形と口の象形である「台」(=始の意として)を組み合わせ、「妊娠する」や「(物事の)はじめ」という意味を持つ形声文字として成り立った漢字です。
「胎」の熟語での使い方や使われ方
・『母胎』【ぼたい】
「母親の胎内」や「物事を生み出すための基盤となるもの」を意味する言葉です。
・『胎児』【たいじ】
「哺乳類の母胎内に存在し、まだ出生していない子」を意味する言葉です。
・『胎生』【たいせい】
「受精した卵子が、発育し、親とほとんど同じ姿をして生まれること」などを意味する言葉です。
・『胎動』【たいどう】
「胎児が母胎内で動くこと」や「内部で新しい物事が動き始めること」を意味する言葉です。
・『懐胎』【かいたい】
「妊娠すること」や「子をみごもること」を意味する言葉です。
・『受胎』【じゅたい】
「懐妊すること」や「子を孕むこと」を意味する言葉です。
・『受胎告知』【じゅたいこくち】
「大天使ガブリエルがマリアへキリストの懐妊を告げたこと」を意味する言葉です。
「胎」の地名での使われ方
・『胎内市』【たいないし】新潟県に所在する地名です。
まとめ
「胎」は訓読みでは「胎(はら)む」と読み、音読みでは「タイ」と読む漢字です。
そして、「胎」には「みごもる」や「孕む」、「子宮」や「はじめ」などの意味が含まれています。